Childaidとは

〜 開催の成果 〜

■言葉や生活環境を超えた子どもたち同士の交流

2014年の『チャイルド・エイド・アジア』では、シンガポールから56人、マレーシアとインドネシアから各1人が来日、日本の参加者と合わせて126人の子どもたちが一つの舞台を創り上げました。舞台裏では初めて出逢う子どもたちの間に自然な交流が生まれました。そこには言葉は必要なく、笑顔と音楽が共通言語になっていました。

■若い才能の発掘

『チャイルド・エイド・アジア』の目的の一つが、オーディションにより才能ある若い人材を見出し、演奏の機会を提供することです。2011年に和田明佐美さん(バイオリン、14才)、2012年に中島英寿君(ピアノ、17才)、2013年に新井龍飛君(ピアノ12才)がシンガポールの『ChildAid』に招聘されて演奏し、大きな喝さいを浴びました。また、2013年5月には中島君と鈴木雄司君(津軽三味線、17才)が、2014年には中島麗さん(尺八、17才)、北村明日人君(ピアノ、17才)がマレーシアの『ChildAid』に出演します。

■子どもたちが発するエネルギーに、大人が感動

お客様からのコメントで最も多かったのが、「思っていたよりもレベルが高くてびっくりした」「子どもたちから元気をもらった」というもの。子どもたちの表現力が、たくさんの大人たちの心を動かしました。

■支援の輪の広がり...和田明佐美さんが昨夏シンガポールに1カ月留学

コンサートをご覧になったお客様の寄付により、2011年より石神井学園の子どもたちの観劇会を開催、同年の東日本大震災に際してシンガポールの関係者から義援金が寄せられ、震災で親を亡くした子どもたちを長期にわたり支援する「いわての学び基金」に約50万円を寄付することができました。さらに、昨夏にはシンガポールの支援により、和田明佐美さんの短期留学が実現。語学とバイオリンのレッスンや若手オーケストラとの競演を体験しました。