事業概要

〜『チャイルド・エイド・アジア~Friendshipコンサート』〜

1.児童福祉施設の子どもたちを対象とした音楽ワークショップの開催。

参加者は、『Friendshipコンサート』に出演しテーマ曲『輝く明日へ』を歌唱するほか、参加国の案内役や来日メンバーの"おもてなし"を担当。

2.出演者オーディションの開催【本選:8月5日(火)】

合格者は、
・『チャイルド・エイド・アジア~Friendshipコンサート』《2015年1月12日(祝)》と2016年に開催される『チャイルド・エイド・アジア』に出演できます。
・アジアの若いアーティストと音楽のコラボレーションができます。
・2015年にシンガポール他で開催される国際交流事業に参加するチャンスがあります。

3.児童福祉施設の子どもたち及び参加者公募による美術ワークショップの開催。

完成した作品を『Friendshipコンサート』で使用または会場ロビーに展示します。

4.前記の子どもたち、ゲスト出演者、シンガポールの子どもたちによる『Friendshipコンサート』を開催。

5.『Friendshipコンサート』に出演する日本のこどもたちから選抜メンバーを今年または来年以降シンガポール他で開催される『ChildAid』に派遣。


〜厳しい生活環境の子どもたちに未来に向かう希望とちからを〜

表現活動と国際交流を通じて育む子どもたちの経験、未来


「チャイルド・エイド・アジア」は、日本とシンガポール、アジアの子どもたちの交流プロジェクトです。
2015年は"Friendshipコンサート"と題し、交流に重点をおいたプログラムを実施いたします。
出演者それぞれが自分の才能を発揮して海外のアーティストと競演、観る人に元気と夢を届けます。
そして、様々な環境で生きる子どもたちが、色々なかたちで交流することを通じて、
人間はひとりではないこと、一人ひとりがとても大切だということを学び、
輝く明日への架け橋を築くことを目指します。

◆チャイルド・エイド・アジア~Friendshipコンサートの目的◆

  • 生活環境の違いにかかわらず、表現活動を通じて、一人でも多くの子どもたちが自分の才能や夢を見つける機会を提供すること。
  • 音楽やパフォーマンスを通して、子ども同士の国際交流の場を提供すること。
  • アジアの若い才能を支援し、発表の場を提供すること。

※「Friendshipコンサート」の収益金は、生活環境にハンデのある子どもたちのための創作ワークショップの定期開催、ならびにシンガポールとの交流事業に活用いたします。

チャイルド・エイド・アジアで育まれる
子どもたちの交流、経験、未来


コンサート当日の出演者交流会

■言葉や生活環境を超えた子どもたち同士の交流
2014年の『チャイルド・エイド・アジア』では、シンガポールから56人、マレーシアとインドネシアから各1人が来日、日本の参加者と合わせて126人の子どもたちが一つの舞台を創り上げました。舞台裏では初めて出逢う子どもたちの間に自然な交流が生まれました。そこには言葉は必要なく、笑顔と音楽が共通言語になっていました。

■若い才能の発掘
『チャイルド・エイド・アジア』の目的の一つが、オーディションにより才能ある若い人材を見出し、演奏の機会を提供することです。2011年に和田明佐美さん(バイオリン、14才)、2012年に中島英寿君(ピアノ、17才)、2013年に新井龍飛君(ピアノ12才)がシンガポールの『ChildAid』に招聘されて演奏し、大きな喝さいを浴びました。また、2013年5月には中島君と鈴木雄司君(津軽三味線、17才)が、2014年には中島麗さん(尺八、17才)、北村明日人君(ピアノ、17才)がマレーシアの『ChildAid』に出演します。

■子どもたちが発するエネルギーに、大人が感動
お客様からのコメントで最も多かったのが、「思っていたよりもレベルが高くてびっくりした」「子どもたちから元気をもらった」というもの。子どもたちの表現力が、たくさんの大人たちの心を動かしました。

■支援の輪の広がり...今夏、和田明佐美さんがシンガポールに1カ月の留学が決定!
コンサートをご覧になったお客様の寄付により、2011年より石神井学園の子どもたちの観劇会を開催、同年の東日本大震災に際してシンガポールの関係者から義援金が寄せられ、震災で親を亡くした子どもたちを長期にわたり支援する「いわての学び基金」に約50万円を寄付することができました。さらに、昨夏にはシンガポールの支援により、和田明佐美さんの短期留学が実現。語学とバイオリンのレッスンや若手オーケストラとの競演を体験しました。